2006年3月アーカイブ

チャンドラー方式

村上春樹 「村上朝日堂 はいほー!」のチャンドラー方式は、読み返すたびに面白い。

「たとえ一行も書けないにしても、とにかくそのデスクの前に座りなさい、とチャンドラーは言う。とにかくそのデスクの前で、二時間じっとしていなさい、と。」

村上さんは、どこで読んだか思い出せないけど、なにはともあれチャンドラー方式と彼が呼ぶ、小説を書くスタイルについて教えてくれる。1983年の春だったんだね、この原稿を書いたのは。

Raymond Chandler Speaking
RCSpeaking.jpg

「書かなければならないのではなく、書く気持ちが起こらなかったら、
書こうとしてはならないのです。」
(「レイモンド・チャンドラー語る」早川書房 ; ISBN: 4152032618
p109 アレックス・バリスへの手紙)

村上青年?が読んだのが、この手紙なのかはわからないけど、
村上さんの頭の中で、熟成と醗酵を重ね、いい具合にこなれた村上メソッド「チャンドラー方式」は、
なかなかいいね。

でも、ぼくは締め切りに余裕があれば、外へ遊びに行って(豪遊したり)
迫ってくればきたで、読まなくていい本を取り出したり、部屋の大掃除をはじめたり、バイクのエンジンをばらしたり。まったくもって、だめだめ。
一定のペースで事にあたる真面目さ、粘り強さに、ものすごく憧れる。

今日も予定通りの原稿を仕上る。完成までこのペースを維持すること。
などと日誌に書ける日がくるのかね。

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